
こんにちは、青森住まいラボです。
住宅を購入しようとすると、
決まって太陽光パネルを勧められるケースが多いですよね。
でも、それって本当にお得なのでしょうか?
早速検証してみたいと思います。
太陽光パネルの年間の収入はいくら?
太陽光パネルの年間収入はいくらになるのでしょうか?
一番設置されている4キロワットの例で検証します。
4キロワットの太陽光パネルは、1時間に4キロワットの電気を発電します。
太陽光パネルの発電できる時間は、一日3時間程度ですから、
一日の発電量は4キロワット×3時間=12キロワットです。
電気が1キロワット30円で売れるとすると、
一日の売電収入は360円です。
1か月だと360円×30日=10800円ほどになります。
月1万円位ですね。
青森県は冬場発電できませんので、10か月発電できたとして、
年間で10万円程度の売電収入になります。
10年間で100万円程度の収入です。
太陽光パネルを10年間使用した場合、コンディショナーの交換に30万円程度かかります。
また、その後は国の電気買取はない予定ですから、数十万円の蓄電池を購入して、自家発電自家消費です。
この10年間はコンディショナー代と蓄電池代で発電量とトントンです。
10年後また、コンディショナーの交換に30万円程度かかりますが、
そろそろ太陽光パネルが壊れる頃です…。
どうやら元は取れません。
そればかりか、
一日3時間だけの電力は、電気事業にとってはマイナスです。
電気は貯めることができないので、
昼間数時間だけ電気を発電しても、
消費しきれません。
本当に太陽光パネルで環境に貢献するには、
国が買い取りせずに蓄電池を無料で配った方が環境にも良く広まりやすいのです。

WRITER福間 直樹
不動産の相談をお受けするのが大好き!相談のハードルが高いほど使命感に燃えて、解決に向かって一心不乱に邁進する不動産マイスター。最近は、相続が争続にならないための相談が増えています。住宅購入の様々なメリットを世に伝える伝道師でもあります。
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